「お伊勢さん」「大神宮さん」と呼ばれ、全国各地から沢山の参拝者でにぎわう伊勢神宮。
その伊勢神宮の参拝時に御朱印をもらいたい人も多いはず。
その伊勢神宮の御朱印に関して、SNS等で伊勢神宮での御朱印を断られる?とうわさになっているとか。
今回は伊勢神宮での御朱印について徹底調査していきたいと思います。
- 伊勢神宮で御朱印を断られる理由
- 伊勢神宮の御朱印が「ひどい」という噂について
- 伊勢神宮の御朱印を貰えた人の声
- 伊勢神宮で御朱印を確実にもらえる方法3選
- 伊勢神宮の御朱印をもらうために
伊勢神宮の御朱印を「断られる」のは本当ではない。

SNS等で噂になっている、「伊勢神宮の御朱印を断られる」というのは本当なのでしょうか?
結論から言うと、御朱印はよっぽどな事がない限り断られません。
調べてみますと、伊勢神宮での御朱印は断られたことはないと地元の方や伊勢神宮の常連の方がネットやSNSで証言していました。
ただ、SNS等で断られたという口コミも少なからず一部あったので、原因を調べてみました。
原因1:御朱印してもらう時間帯が悪い
伊勢神宮の御朱印をしてもらえる時間帯は決まっています。
伊勢神宮内で御朱印してもらえる場所7か所での御朱印受け取り時間は、6時~17時(1月~4月・9月は18時、5月~8月は19時まで)となっており、その時間外、もしくは開閉間際の忙しい時に御朱印をお願いすると断られるかもしれません。
御朱印をお願いする際には時間に気を付けましょう。
また、忙しい時間帯での御朱印も要注意です。
御朱印をしている人も忙しい時だと余裕を持って対応できないこともあるとのことです。
そして、繁忙期は御朱印を求める人も列がずらっと並び、3時間待ちという事もあるのだとか。
授与時間に間に合わず御朱印をしてもらえない、「断られた」というより「間に合わなかった」という事例はあります。
できる限り、御朱印をもらう時間は調整して時間に余裕を持ちたいですね。
原因2:マナーの悪さ
伊勢神宮は厳格な作法などを重んじる場所なので、一般的にマナーが悪いと思われる行為は慎みましょう。
御朱印を書いている方も人間です。快く御朱印を書いていただけるようにこちらは御朱印をお願いする態度は気をつけなければいけません。
悪マナー3選
- 割り込みをする
- 他の参拝者に迷惑をかける
- 言葉遣いが悪い

原因3:御朱印帳以外のノートや手帳などに御朱印をお願いする
御朱印帳以外の物でお願いすると断られることもあるので、注意しましょう。
御朱印は神様の分身に当たる尊い物なので、ノートや手帳で代用するのは避けておくべきです。
御朱印帳は伊勢神宮内の御朱印授与所などで販売をしているので、御朱印帳を持っていなかったら購入して御朱印をしてもらいましょう。
また、コロナ渦の頃は御朱印が書かれてある半紙(書置き)がありましたが、今は御朱印帳での御朱印が主流です。
以上の様に御朱印を断られる理由は、常識や御朱印を貰う時のルールを守らない行為によるものです。
伊勢神宮の御朱印のルールに従って、御朱印をもらいましょう。

伊勢神宮の御朱印のひどい噂を調査!

口コミやSNS等で伊勢神宮の御朱印が「ひどい」「しょぼい」とうわさされているようです。
この噂の理由は何なのか、調査してみました!
理由1:デザインが簡素である
多くの寺社仏閣の華やかなデザインと比べると、伊勢神宮の御朱印は墨書きと朱印のみで構成されているためシンプルだと感じる人が多いようです。
このシンプルさが一部の人には、「物足りない」「しょぼい」と感じるためだと言われています。
理由2:期待値の高さ
伊勢神宮は「日本の心」とも称される特別な神社とされています。
その伊勢神宮の御朱印も特別で価値の高い物だと思われがちですが、実際の御朱印を見て期待値とのギャップに落胆される方もいるとのことです。
予め伊勢神宮の御朱印の情報を知らない人は、ガッカリするのかもしれません。
理由3:人気の高さ故の混雑や対応に対する不満
伊勢神宮はとても人気の高い観光地でもあり、年間を通じて沢山の参拝客でにぎわっています。
そのため、御朱印の授与は忙しい時には一人一人にかける時間が少なく、流れ作業の様に感じてしまうこともあります。
特に御朱印に対して「神聖なもの」ととらえている人にとっては、対応が雑に感じ不満に思うのかもしれません。
また繁忙期にはより混雑するので長時間待たされることもあり、待ち時間の疲れから否定的な印象を持つこともありそうです。
伊勢神宮の御朱印の「しょぼい」に対する反論
伊勢神宮は、約2000年にも歴史がふかく日本最古の神社の一つと言われています。
その古くからの歴史を重んじる伊勢神宮の御朱印は伝統を受け継ぎ、日付と朱印のシンプルなデザインを守り続けています。
その伝統を守り続けている姿勢を尊敬し「しょぼい」と感じるのではなく、簡素だからこそ大事なものを見極めれる「神聖な物」と感じれる心が大事なのではないでしょうか。
Xでも肯定派の意見は沢山ありました。
伊勢神宮の御朱印を「もらえた人」の生の声
他にもSNSにて伊勢神宮の御朱印をもらえた人の声が多く上がっていたので、その一部をのでご紹介します。
伊勢神宮の御朱印を実際にもらった人のつぶやきでもあるように、御朱印を貰うのに時間がかかり苦労することもありそうです。
特に行楽シーズンや、繁忙期、観光ツアーの団体客の多い時間帯は特に長蛇の列になることは覚悟しておいた方が良さそうです。
SNSでつぶやかれていたように、御朱印は価値の高いものなので確実にもらいたいですよね。
伊勢神宮で御朱印を「確実に」もらう方法3選
では伊勢神宮での御朱印を確実にもらう方法は、3つあるのでご紹介していきます。
- 参拝客が少ない、朝の時間帯に御朱印をしてもらう
- 御朱印帳を用意しておく
- 伊勢神宮内で周る順番を決めておく
方法1:参拝客が少ない、朝の時間帯に御朱印をしてもらう
上記のように休日や繁忙期には、全国各地や海外から沢山の観光客が伊勢神宮に訪れます。
参拝後の時間帯や、人が動きやすい時間帯の昼以降は御朱印を受け取りたい人が多くなり、待ち時間も長くなりそうです。
平日の御朱印授与所の開門してすぐの6時台~の時間に御朱印をしてもらうのがお勧めです。
方法2:御朱印帳を用意しておく
上記でも説明しましたが、御朱印帳以外の紙媒体のものは断られるということがわかりました。
ですので、確実に御朱印を貰えるように御朱印帳は用意しておきましょう。
寺院の御朱印帳では伊勢神宮の御朱印場では断られるという説もうわさではありますが、最近はそんなに厳格ではないそうです。
一部の寺社やお寺では専用の御朱印帳でないと断られるそうですが、それはごく一部の寺社仏閣です。
御朱印帳を持っていなかったら、購入すること検討してみましょう。
伊勢神宮の内宮や下宮でしたら、神楽殿の御朱印授与所で小サイズの御朱印を購入することができます。
その他のサイズに関しては、内宮境内の参集殿や神宮会館にての販売があります。

方法3:伊勢神宮内で周る順番を決めておく
伊勢神宮の御朱印は宮内では2か所、別宮では5か所あります。
御朱印を2か所以上もらいたい場合はまわるルートを、あらかじめ考えていた方が効率よくまわれます。
伊勢神宮内で御朱印をしてもらえる場所は2か所です。
1.内宮(皇大神宮):神楽殿授与所にて
2.下宮(豊受大神宮):神楽殿授与所にて
この2か所でどちらかというと、内宮の方人が多く混み合っているようですが、伊勢神宮の参拝作法としては、下宮→内宮の順番が正当とされています。
厳格に御朱印をする順番は決められてはいないので、その時の伊勢神宮の状況や自分の好みで判断してもよさそうですね。
その他、伊勢神宮別宮では5か所御朱印をもらえます。
- 月読宮(皇大神宮別宮)
- 瀧原宮(皇大神宮別宮)
- 伊雑宮(皇大神宮別宮)
- 倭姫宮(皇大神宮別宮)
- 月夜見宮(豊受大神宮別宮)
伊勢神宮での御朱印授与所7か所をめぐるとなると、車が必要になってきます。また、伊雑宮と滝原宮は伊勢市外なので1日がかりとなり、あわただしくまわることとなります。
それぞれの目的や状況に合わせて伊勢神宮めぐりの計画を立てるのはいかがでしょうか。
まとめ|伊勢神宮の御朱印をもらうために
伊勢神宮の御朱印は、よっぽどなことがない限り「断られる」ことはありません。
ただし、少なからず断られるというケースも例外的にあるようです。
このブログでご紹介したことを以下にまとめたので、御朱印授与や参拝の時ときの参考にしてみてください。
- 伊勢神宮の御朱印をもらうために、礼節や態度に気をつける
- 御朱印のデザインがひどいとの噂は、簡素で期待値が高いから
- 伊勢神宮の御朱印のデザインは古くから伝統を守り続けている証
- 参拝客が多い時は、人が多く3時間待つこともある
- 御朱印を確実にもらうため、平日の朝に行くことがおすすめ
- 伊勢神宮の御朱印を2か所以上もらいたい場合は、計画を立てることが大切
伊勢神宮の参拝が素晴らしい思い出となりますように。
ご覧いただきありがとうございました。