一軒家の賃貸に住んだ感想は?3年間住んだ私が感じたメリット7選

一軒家の賃貸に住んでみた|3年間住んだ私が感じたメリット7選

賃貸というと、マンションやアパートのイメージですよね。

我が家は賃貸マンションやアパートに住んでいましたが、3年前に一軒家の賃貸(戸建て賃貸)に引っ越しました。

物件数も少ない一軒家賃貸ですが、実際3年間住んでみて感じたメリットを紹介します。

今後、引っ越しを考える方にとって物件の選択肢が広がれば嬉しいです。

目次

一軒家の賃貸に住んでみた!なぜ一軒家の賃貸に住んだのか

青空の下に平屋の一軒家

最初に賃貸アパートから一軒家賃貸に引っ越した、大きな理由3つを書いていきます。

一番は家族が増えたことが影響していますね。

子どもの成長に伴ってスペースが必要になった

男の子2人がオモチャで遊んでいる

理由は子どもの成長に伴って、広いスペースが必要になったからです。

賃貸アパートのリビングはキッチン込みで8畳。そこを7ヶ月の息子がコロコロ動くには手狭でした。

ハイハイが始まるといよいよスペースが必要になるねと夫婦で話し合った結果、思い切って一軒家の賃貸に引っ越すことが決まりました。

生活音を気にしたくない

前に住んでいたアパートは木造なので、生活音が迷惑にならないか常に気にしていました

子どもの泣き声夜泣きも隣の家に結構聞こえていたと思います。

初めての子育てで疲れている上に、音まで気にしないといけない生活から抜け出したかったです。

マイホームを建てたときをイメージしたかった

子どもが生まれてから、将来持ち家か賃貸のどっちに住むのか話し合う機会が増えました。

夫婦で賃貸マンションやアパートには住んだことがあるので、一軒家に住んでみてマイホームの仮体験をしてみよう!となったのも一軒家賃貸を選んだ理由の一つです。

一軒家の賃貸に2年間住んだ私が感じたメリット7選

薄水色の木の家の前に水色のビートルが停まっている

一軒家の賃貸に引っ越して2年、実際住んでみて分かったメリット7選をご紹介します!

一軒家賃貸を考えている方の参考になれば幸いです。

一軒家賃貸のメリット7選
  1. 生活スペースが広くなった
  2. 収納スペースも増えた
  3. 車からの荷下ろしが楽
  4. 駐車場料金が家賃に含まれている
  5. プライバシーが保てる
  6. 固定資産税や修繕費がいらない
  7. ローンや外壁工事の営業を一瞬で断れる

単純に生活スペースが広くなった

白を基調としたリビングにテレビやテレビ台、収納スペース・本棚がある

夫婦2人にもうすぐ4歳の息子1人、十分すぎるスペースが確保できています。

1階でリビング12畳+和室6畳あるので、やんちゃな息子も走りたい放題です!

夫婦2人だけだったら少し狭いアパートでも問題なかったと思いますが、子どもがいると広い方が断然生活しやすいなと感じています。

収納スペースも増えた

収納クローゼットの中にコートが2着かけられている

アパートの時から比べると、収納スペースが3倍以上に増えました

子どもが生まれたらビックリするぐらい物が増えるんですが、問題なく収納できています。

収納スペースが増えると、見えるところに物がないので部屋もすっきり見せることができますよ!

車からの荷下ろしが楽

玄関出たらすぐ駐車場!の物件を選んだので、買い物後の荷下ろしが本当に楽になりました。

以前は重い荷物を持って玄関入るまでに、結構な距離を歩いていたんですよね。

主婦目線からすると、車からすぐに玄関に行けることが一軒家賃貸の最大のメリットだと思っています。

駐車場料金が家賃に含まれている

黒いミニクーパーがの写真

集合住宅に住んでいたころは、ほぼ駐車場料金は家賃と別でした!

それが一軒家賃貸だと、家賃に込みなんですよね。

生活に車が必須なので2台あるんですが、大変助かっています。

さらに家の駐車場は頑張れば3台停められるので、来客があっても困りません。

プライバシーが保てる

これも集合住宅とは大きな違いですよね。

一軒家は隣とつながっていないので、家に守られている安心感があります!

子どもが泣こうが騒ごうが、そんなに気にならなくなりました。

お子さんがいる家庭だと声や足音を気にしなくていいので、オススメです。

固定資産税や修繕費がいらない

電卓と、表の紙、ボールペン先

マイホームを購入すると、固定資産税修繕費が発生しますよね。

一軒家の賃貸は、一軒家だけど賃貸なので基本的に家賃のみで住むことができます!

のちのちの事を考えなくて済むので、一軒家に住みたいけどコストが気になるっていう方は維持費のかからない一軒家賃貸もぜひ選択肢に入れてみてはどうでしょうか?

ローンや外壁工事の営業を一瞬で断れる

住んでみて分かったんですが、一軒家だと「住宅ローンの件で…」とか「外壁新しくしませんか?」って営業が頻繁に来る時期があるんですよね。

こんな時は「すみません、うち賃貸なんですよ」といえばあっさり帰ってくれます!

一軒家賃貸で後悔したくない!選んだポイントは?

大きな一軒家と青空。植物も外に植えてある

一軒家賃貸を選ぶときは、以下のポイントを重視しました。

一軒家賃貸を選ぶときのポイント
  • 定期借家ではないところ
  • 築年数
  • 駐車場から玄関までの距離
  • 部屋の数

定期借家ではないところ

【定期借家】とは、貸主側の都合で契約期間が定められている賃貸物件です。

たとえば転勤で海外に数年駐在するので、その期間だけ賃貸に出してある物件などのことです。

数年単位で引っ越しを考えている方はいいかもしれませんが、長く住みたい方には不向きですね。

築年数

これは物件選びのときにほとんどの方が気にする部分ではないでしょうか。

一軒家の賃貸は地域によっては築年数が新しいと、賃料がビックリするほど高いです。

なので、新しすぎず古すぎず築10年いかないぐらいの物件を探すのに力を入れました。

駐車場から玄関までの距離

大きな一軒家の前に車が2台停まっている

一軒家のいいところは、目の前が駐車場というところですよね。

たまに駐車場と玄関が離れている一軒家も見かけますが、車が必須な地域に住んでいるので玄関出たらすぐ車にのれる造りの物件を探しました!

部屋の数

部屋の数は、多すぎない物件にしました。

子どもは1人か多くて2人と決めていたので、将来子ども部屋と夫婦の寝室があればいいと思ったからです。

部屋が多くても掃除が大変ですし、家族構成を考えて部屋数がちょうどいい物件を探すといいですね!

一軒家の賃貸に住んでみて感じたデメリット4選

海を向いている少女が横並びに座っている写真

一軒家賃貸のメリットを挙げましたが、実際住んでみて分かるデメリットもあります。

住んでみて少し大変だな、困ったなと思ったポイントを4つ紹介しますね。

  1. 家賃が高い
  2. 庭や外の手入れが必要
  3. 内装を大きく変えられない
  4. 町内会の役員が回ってくる

家賃が高い

白いブタの貯金箱

一軒家の賃貸の家賃は、以前のアパートよりも高くなりました。

その分スペースが広くなったので当たり前ではあるんですが、家賃が高いと必然的に生活費が上がります

家計と相談して、家賃を含めたベストな物件を探しましょう!

庭や外の手入れが必要

庭を電動芝刈り機で刈る男性の様子

集合住宅だと管理人がいるので不要ですが、一軒家の賃貸だと家の周りや庭の手入れも必要になります。

我が家は主人が除草剤と防草シートをひいて、必要最低限の手入れでいいようにしてくれました。

たまに野良猫も見かけるので、そういうものにも自分たちで対応しないといけないのは大変ですね。

内装を大きく変えられない

マイホームだと、壁に穴開けてDIYや大まかな間取り変更も自由ですよね。

一軒家の賃貸はそうはいきません。

たまに賃貸ということを忘れてDIYしそうになりますが、そこは我慢。

あくまで借りているので内装はそのままに、傷つけない程度のアレンジで満足するようにしています。

町内会の役員が回ってくる

白い部屋の中にホワイトボード、テーブル椅子、テレビもある

一軒家賃貸に引っ越して、町内会に入りました。

町内会に入った理由はごみ捨てです。

ゴミ捨て場は各家をローテーションしているのですが、町内会に入らないと最寄りのごみ捨て場を利用できません。

町内会に入るのはいいとして、役員も順番で回ってくるんですよね。

近所付き合いは大事ですが、あまり得意ではないので今からドキドキしています。

一軒家賃貸に住んでみた|トラブルはある?

青いシャツの女性が困った顔をして立っている

一軒家賃貸ならではのトラブルもあるようです。

実際どんなトラブルがあるのか調べてみました。

大家さんと直接契約はトラブル多め?

一つは鍵を持っている手、もう一つは受け取っている手

賃貸物件は、ほとんど不動産会社を通して契約しますよね。

しかし一軒家賃貸は、持ち家を貸し出すオーナーとの直接契約もあります。

オーナーが過干渉だったり契約書がきちんとしていない等で、のちのちトラブルに発展することが多いようです。

出来るかぎり、不動産会社を通して契約する物件を見つけたいですね。

隣との境界線トラブル

今まで集合住宅に住んでいたなら、庭の手入れや草木の管理とは無縁だったかもしれません。

でも一軒家に住んだら庭や草の手入れをしないと、お隣さんの住居スペースを侵してトラブルになるケースがあります。

毎週草抜きをするのは大変ですよね…。

我が家では上でも紹介した防草シートを使って、手入れの回数を減らしていますよ!

我が家は3年間のうち特にトラブルはない

一軒家賃貸に住んで3年経ちましたが、いまのところ大きなトラブルなく住めています。

苦手だった近所付き合いも、息子のおかげでご近所さんが声を掛けてくれますよ!

築年数も古くはないので故障したり修繕が必要なこともまだありませんし、何かあったときには不動産管理会社に相談できるので安心しています。

一軒家賃貸の家賃が安い?理由は何かある!

男の子が疑いの目をしている

基本的に、一軒家の賃貸の賃料は集合住宅より高めです。

物件を探していると、まれに築年数も古くなくて間取りもいいのに、家賃が安い家が出てきます。

この物件に決めよう!となりそうですが、すこし注意が必要ですよ。

定期借家の可能性あり

家の造りとしては、問題ない!家賃も安い物件に出会うと住みたくなりますよね。

でも物件情報をよく見てみると【定期借家】と書いていることが多々あるんです。

定期とあるだけに契約期間が決められているので、賃料が比較的安く設定されています。

オーナーが留守になるので空き家にするより、賃料安くして誰かに貸そう!っていう感じです。

物件を探すときには【定期借家】を対象からはずして探しましょう!

内見してみて判明!賃料が安い理由があった

田んぼのなかに古い家が並んで建っている

我が家の実体験ですが、広さもよし、間取り良し、周りの環境(買い物等)良しの三拍子そろった物件を見つけました。

しかも通常物件で、賃料も安い

早速予約して物件を見に行ったんですが、実際に行くとこんな感じでした。

  • 家は大きな田んぼの真ん中(数件隣接している)
  • 家の前の道は田んぼ道の狭さ
  • 駐車場は田んぼを抜けた向こう側
  • 普通の道路が遠いので、引っ越し作業は大苦戦が予想できる

物件情報は主に家の中の写真なので、周りがまさかの状況でした。

内見は本当に大事ですね。

一軒家賃貸の家賃は基本高いを念頭において、安い物件があったとしても何か疑ってみるのも大事です。

まとめ:一軒家賃貸はマイホームと賃貸の良いとこ取り!

今回は、一軒家の賃貸に2年間実際住んでみて分かったメリットを中心にお伝えしました。

メリットは以下の通りです。

  1. 生活スペースが広くなった
  2. 収納スペースも増えた
  3. 車からの荷下ろしが楽
  4. 駐車場料金が家賃に含まれている
  5. プライバシーが保てる
  6. 固定資産税や修繕費がいらない
  7. ローンや外壁工事の営業を一瞬で断れる

メリットがあれば、住んでみて分かるデメリットもあります。

総じていえるのは、一軒家賃貸はマイホームと持ち家の良いとこ取りですね!

賃貸といえばマンション・アパートをイメージしがちですが、一軒家の賃貸もぜひ視野にいれてみてください。

みなさんの暮らしに、少しでもこの記事が役立てたら嬉しいです。

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