伊勢神宮のお守りは返納しない?郵送の返納方法と合わせて解説

伊勢神宮のお守りは返納しない?郵送の返納方法と合わせて解説

三重県にある伊勢神宮は日本でも人気の高い神社の一つです。

スピリチュアルスポットとしても有名で年間沢山の人が参拝に訪れています。

そんな伊勢神宮でのお守りについて紹介していきたいと思います。

このサイトで分かること
  • 伊勢神宮のお守りは一生ものと言われている
  • 伊勢神宮のお守りを返納しなくてもいい理由5選
  • お守りを伊勢神宮へ郵送返納をする方法
  • 返納する他の方法
  • 伊勢神宮のお守りを一生持ち続けるときの注意点
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伊勢神宮のお守りは返納しない?一生ものといわれる理由

神社のお守りは1年がたてば効力がなくなり返納(処分)するのが一般的ですが、伊勢神宮のお守りは特殊といわれています。

伊勢神宮のお守りは返納しなくてもよいとされています。

返納しなくてもい理由は4つあるので解説していきましょう。

理由1. 全国の神社の「総本社的な存在」である

伊勢神宮は全国の神社の中心的な存在であり、多くの神職や参拝者が「伊勢神宮へお参りすることは特別」と考えられています。

昔は「一生に一度はお伊勢参り」と言われるほど、人々は一生の願いを伊勢神宮でお祈りしたいと考えられていました。

理由2. 豊かな自然と神秘的な場所である

伊勢神宮の境内には、五十鈴川(いすずがわ)などの豊かな自然と神秘的な雰囲気に包まれた魅力的な場所です。

伊勢神宮は日本有数のスピリチュアルスポットとして有名ですが、この壮大な自然のエネルギーが人々を引き付ける理由の一つでもあります。

理由3. 人生の節目で訪れる場所だから

今でも、人生の節目や願いがあるときに伊勢神宮を参拝しようと考える人は多くいます。

特に「結婚や出産、厄年」のタイミングで伊勢神宮に参拝することでご利益にあずかりたいと思う人は沢山いるはず。

伊勢神宮に参ることは、他の神社に参ることと同じ」と言われるほど伊勢神宮は格別な存在なのです。

理由4. 天照大御神が祀られているから

伊勢神宮に祀られている天照大御神は全ての神の総氏神とされています。

天照大御神は太陽の神・光の神・国家安泰の神と呼ばれ多くのご利益があるとされる神で、八百万の神々の中でも尊い存在とされ崇められてきたのです。

そんな特別な神様がまつられているので、お守りの効果は一生続くと言われています。

理由5. 神様と縁を結ぶ大切な物と考えられているから

伊勢神宮のお守りは、単なる「物」ではなく神様と縁を結ぶ特別な存在として考えられてきました。

その縁は永続的なものであるため返納しなくて問題ないと思われています。

大切に持ち続けることで、神様とのつながりを深めることができるとされています。

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伊勢神宮のお守りを郵送返納したいときの方法

伊勢神宮公式サイトのお守り写真
伊勢神宮公式サイト

伊勢神宮のお守りを返納する場合、一般的にはお守りを買った伊勢神宮で返納することが一般的。

しかしお守りを返納したくても伊勢神宮に行けない場合、郵送でもすることができます。

郵送する手順や注意点、その他の返納方法を紹介していきます。

伊勢神宮のお守りの郵送返納の手順

伊勢神宮へお守りを郵送返納する場合は、まずは準備することがあります。

用意するもの
  • 半紙または和紙
  • お守り
  • お礼の手紙

半紙か和紙にお守りをおいて包みます。お守りはできる限り綺麗な状態にしておいてください。

また、お守りを大切にしてきた感謝の気持ちを込めて、お手紙を書くことでより一層の敬意をあらわすことができます。

伊勢神宮でお焚き上げを希望される場合は、料金はかかりませんが気持ちとしてお守り代と同じ金額を添えると尚よいでしょう。

封筒には「お焚き上げ希望」と書きます。金額を添える場合は現金書留で郵送してください。

  • 住所:〒516-0023 三重県伊勢市宇治館町1
  • 宛先:「伊勢神宮司庁 御中
  • 宛先の横:「お焚き上げ希望」と書く
  • お礼の手紙を添える
  • 半紙か和紙で包んだお守りを入れる
  • お金を包む場合は現金書留

その他の返納方法3選

1.伊勢神宮への返納

伊勢神宮が自宅に近かったり、伊勢神宮へ行く予定がある場合は伊勢神宮での返納がよいでしょう。

伊勢神宮には「古札納所」という古くなったお札やお守りを一時的に預かってくれるところがあります。

古札納所を利用する際にはお札やお守りを丁寧につつみ、感謝の気持ちを込めておさめてください。

場所は外宮だと表参道・手水舎の向かい側、内宮だと日除橋の手前に古札納所があります。

SNSでも多数の人が伊勢神宮へお守りを返納している報告が上がっていました。

2.他の神社へ返納

伊勢神宮のお守りは全国各地の神社でも返納することができます。

なぜなら、伊勢神宮でまつられている天照大御神はすべての神の総氏神様と言われているからです。

どの神社におさめても最終的には総氏神である伊勢神宮におさめたことと同じことになるのです。

ただ、伊勢神宮は神社なので、お寺ではなく神社で返納してくださいね。

3.自宅で処分

お守りはお清めのやり方さえしっかりしていれば、自宅で処分をすることもできます。

お清めをおこなってから可燃ごみとしてゴミ収集所に出すことができます。

しかし、自宅での処分に対しての考え方が人によって違うのでよく調べてから行う方がよいでしょう。

≪お清めの手順≫

  • 和紙か半紙の上にお守りをおく
  • お守りの上に塩を左→右→左の順にひとつまみおく
  • 感謝の気持ちを感じながら包む

伊勢神宮や近くに神社がない場合は返納することが難しいと思うので、手順をしっかり踏んで自宅で処分をすることもできますね。

伊勢神宮のお守りを返納した後に気を付けること

Discovery Japanの伊勢神宮の写真
Discovery Japan

伊勢神宮のお守りを返納の仕方は分かりましたが、返納した後に気をつけることはあるのでしょうか。

今から、気をつけた方がいいことなどをご紹介していきたいと思います。

お守りに感謝の気持ちを忘れず

お守りを返納することは、過去の感謝を伝え、新しいスタートをきるきっかけになります。

お守りを返納した後は、気持ちがすっきりするはず。

それはお守りに込められた願いが神様に届いた証拠。

お守りに感謝の気持ちは忘れず、また新たな気持ちで過ごしていきましょう。

また新たにお守りを買う時

お守りを返納した後はまた新たな目標を立てたり、新しいことに挑戦することもいいでしょう。

過去を振り返りつつ、未来に向かって前向きに過ごすことが大事です。

そして伊勢神宮に参拝することがあればその時に合ったお守りを買い、神様にお願いするのもいいですね。

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伊勢神宮のお守りを一生持ち続けるときの注意点

伊勢神宮のお守りは他の神社のお守りと違い、一生持ち続けても効果はあるとされています。

新しいお守りを買ったときには、新しいお守りと交換することもいいでしょう。

どちらにせよお守りを持つことで神様への信仰の表れであり、ご利益は変わりません。

お守りは常に丁寧に扱うことが重要です。

ここでは、一生モノのお守りを持ち続けるときの注意点をご案内します。

お守りを持ち歩く場合

お守りは常に持ち歩くのが理想的です。

交通安全守りや健康祈願守りなどはいつも使うバックやお財布に入れて常に身につけておくようにしましょう。

家で保管する場合

持ち歩かないお守りは、清潔な場所や神棚で保管するようにしましょう。

汚れた場所や地面には絶対に置かないようにしてくだい。

お守りの効果をさらに高める方法

伊勢神宮へ定期的に参拝し、お守りに感謝の気持ちを伝えることでさらにお守りの効果をさらに強く感じることができるでしょう。

まとめ

伊勢神宮のお守りは神様との縁を結ぶ強いパワーを持った物なので、一生持っていてもいいと言われています。

しかし、新しいお守りを買ったり、新しい願い事ができた時に、返納することもできます。

返納方法は伊勢神宮の古札納所・近所の神社・郵送・自宅処分の4つ。

お守りは身に着ける場合も自宅保管の場合も気をつけることは、汚れないようにすること。

お守りを一生持ち続けるときや、返納するときも神様に感謝をすることが大切です。

ここまでご覧いただきありがとうございました。

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