伊勢神宮は日本屈指のパワースポットで人気が高い神社です。
昔から「伊勢神宮は呼ばれた人だけが行ける」とも言われています。
伊勢神宮に入ったら心が洗われるようだったと、強いパワーを感じている人が多いようです。
このサイトでは伊勢神宮のパワーについて、神宮パワースポットと合わせて掘り下げて紹介していきたいと思います。
伊勢神宮のパワーが強すぎると言われる理由5選!

ではなぜ伊勢神宮のパワーが強すぎると言われているのか、理由を解説していきます。
理由1:祀られている神様がすごい!
内宮、外宮それぞれで祀られている神様が違うのです。
- 内宮:皇室の先祖である天照大御神(あまてらすおおみかみ)
- 外宮:食べ物をつかさどる豊受大御神(とようけのおおかみ)
天照大御神は日本人の総氏神といわれており、皇室の御先祖様で太陽を神格化した神様です。
非常に力強い神様が祀られているので、伊勢神宮はパワーがみなぎる場所となっています。
そして豊受大御神は天照大御神の食事をつかさどる女神で、私たちの衣食住や産業の神様として大切にされてきました。
この2つの神様が祀られているので伊勢神宮は力強いエネルギーと温かく優しいパワーを感じられるのです。
理由2:八咫の鏡が祀られている
日本神話で、天照大御神が孫に授けた3つの宝物を「三種の神器」といいます。
- 八咫の鏡(やたのかがみ)
- 天叢雲の剣(あめのむらくものつるぎ)
- 八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)
このうち、八咫の鏡が伊勢神宮でまつられています。
「天の岩戸神話」で、天照大御神が岩戸にかくれて世界が暗雲に包まれたとき、八咫の鏡を使って天照大御神を誘い出しました。そのことにより天照大御神の神霊をやどす象徴として八咫の鏡は大切にされてたのです。
この八咫の鏡の神聖なるパワーも影響していると言われています。
理由3:神々に選ばれた土地だから
「日本書紀」に伊勢の地に神宮を建てた理由が書かれてあります。
第11代垂仁(すいにん)天皇の御代の時に、それまで宮中でまつられていた天照大御神を地方に移すことになり、いろいろな地域を探しまわりたどり着いたのが伊勢の地でした。
「この神風が吹く伊勢の国は、理想郷から打ち寄せてくる波が幾重にも重なって次々に打ち寄せる国。宮中から遠く離れた国だけど、とても美しい国だ。この国にいることにしよう。」
そう天照大御神本人が、伊勢の地を決めたと言われています。
もともと伊勢の地は理想郷と直結していると考えられていた程、パワーがあったようです。
理由4:龍穴の上に立っている
風水術として幸運や繁栄する土地のことを龍穴と呼んでいます。
また龍穴に向かうエネルギーの流れを龍脈といい、龍穴や龍脈は目に見えるものではありませんがけがれを寄せ付けない清らかな地だと考えられています。
その龍穴の上に立っているのが伊勢神宮で、大地からのパワーが沸き起こっている場所。
伊勢神宮のほかに、富士山や日光東照宮なども龍穴の上に立っていると言われています。
理由5:式年遷宮
20年ごとに行われる「式年遷宮(しきねんせんぐう)」も理由の一つと言われています。
この遷宮は1300年の歴史があり、社殿を新しく建て替えることで神の力を若返らせるとされています。
この考えを「常若(とこわか)」といい、伊勢神宮は常に新鮮で力強いパワーを保つことができると考えられているのです。

伊勢神宮のパワースポット8選とその効果
伊勢神宮全体でもパワーは感じる事はありますが、もっとパワーを感じると言われているスポットが8か所あります。
内宮エリア、外宮エリアに分けて紹介したいと思います。
伊勢神宮のパワースポット5選(内宮エリア)

まずは、内宮エリアのパワースポットを5つ紹介していきます。
内宮境内外.、その後に別宮にあるパワースポットを紹介していきたいと思います。
1.月読宮(つきよみのみや)
著名なスピリチュアルカウンセラーもこの地のパワーがすごいと言っているそうです。
ここでは神様を4つ一緒に祀られているので強力なパワーを感じる事ができることでしょう。
- 月讀尊(つきよみのみこと)
- 月讀尊荒御魂(つきよみのみことのあらみたま)
- 伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
- 伊弉冉尊(いざなみのみこと)
ご利益としては、夫婦神が祀ってある場所なので夫婦円満、良縁、縁結びなどとされています。
所在地:内宮境内外、内宮と外宮を結ぶ県道(御幸道路)の中間にあります。
SNSでも、月読宮のパワーについて沢山の報告が上がっていました。
2.四至神(みやのめぐりのかみ)
伊勢神宮内宮の境内、神楽殿と五丈殿の間に石座があるのが四至神です。
四至神は伊勢神宮内に2社あり、その1つが内宮境内にあります。もう一つは外宮にあります。
この内宮にある四至神は境内を守る守護神として存在し、社殿を持ちません。
石座だけですが、そこから強いパワーを感じるスポットとして有名です。
社殿がないと、なかなか目につかないようですがとても強いパワーは感じれるそうです。
3.荒祭宮(あらまつりのみや)
内宮境内の神楽殿を通り過ぎ、正宮へ行く手前を山に向かって進むと荒祭宮があります。
正宮より離れているため詳しく知っている人だけが知っているパワースポット。
ここは、天照大御神の「荒御魂(あらみたま)」という荒々しく格別に顕著なご神威を表される御魂がまつられています。
最高神、天照大御神は「なんでも願いを聞き入れてくれる神」で、開運や子孫繁栄、魔除け、厄除けを願うとよいわれています。
また、ここにある神宮杉もパワースポットとして有名です。
4.五十鈴川御手洗場
その昔、倭姫命(やまとひめのみこと)が御裳の裾を洗ったことから「御裳濯川(みもすそがわ)」と別名呼ばれ、今では伊勢神宮参拝前に身体を清めるために使われています。
川は常に循環され常にエネルギーを生み出すと言われており、この自然環境と相まって五十鈴川御手洗場は他の川とは違う独特のエネルギーを感じる事ができるのでしょう。
五十鈴川御手洗場は宇治川をわたってしばらくすると見えてきます。
5.子安神社
内宮の宇治橋を渡った場所に子安神社があります。
木華開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)が祭神で、美しい女神として知られ、縁結びや安産にご利益があると言われています。
伊勢神宮パワースポット3選(外宮エリア)
伊勢神宮の下宮は、豊受大神宮が祀られています。
豊受大神宮は「天照大御神」の食事をつかさどる神様なので、外宮→内宮の順に参拝した方がいいう説があるとか。
内宮エリアから少し距離がありますが、外宮エリアにもパワースポット(3つ)があるのでぜひ足を運びたいところですね。

6.三ツ石
正宮から多賀宮に向かう途中にしめ縄で結界が張られ3個の石が重なった「三ツ石」があります。
別名「川原祓所(かわらのはらいしょ)」と呼ばれ、式年遷宮が行われるときはここで川原大祓というお祓いを行う場所です。
この地で手をかざす方が多くいるみたいですが、神様に手をかざす行為と同じ意味で失礼に当たるので止めておきましょう。
7.亀石
三ツ石から別宮に進む途中に橋があり石の橋がかけられています。
横からその石をみると、亀が甲羅から顔を覗かせているように見える事から亀石と呼ばれるようになりました。
この亀石は「高倉山古墳」の入り口にあった岩で数千年の時を超えて現在に存在するもので、とても強いパワーを持っていると言われています。
8.寝地蔵石
多賀宮への石段を昇った踊り場の垣根の下に寝ている地蔵様が笑っているように見える石があり、これを「寝地蔵石」と呼んでいます。
古来より、この石を見つけて拝んだ者には吉兆が訪れるとされてきました。

伊勢神宮で買えば願いが叶う最強のお守りはこれ!
伊勢神宮で有名なお守りはいくつかありますが、有名な最強お守りが1つあります。
最強のお守りは「開運鈴守」
内宮・外宮それぞれで形の違う「開運鈴守(かいうんすずまもり)」があり、この2つを身に着けておくと最強です。
外宮は勾玉(まがたま)の形をしており、内宮のお守りは六角形の巾着の形をしています。
勾玉は縄文・弥生時代から高貴な身分階級の装飾品とされており、生命の始まりや陰陽のシンボルとされています。
巾着は大事なものをひとまとめにする袋で、むかしから貴重品やお金は肌身離さず持つときに巾着袋を使っていました。
どちらも縁起のいい形をしており、チリンと鳴る鈴は邪気を避ける力があるとされていました。
伊勢神宮の外宮は衣食住の神様と内宮の太陽の神様のお守りを持つことで最大限のパワーを貰うことができるのです。
色の種類は4色で、白、ピンク、オレンジ、紫があります。
伊勢神宮でのお守りの意味
伊勢神宮には他の神社に比べてお守りが少ないと言われていますが、それはなぜでしょうか。
それは、伊勢神宮が個人の願い事をする場所ではないからです。
伊勢神宮は日ごろの感謝を伝える場所であり、世界平和や国の安寧を願う場所です。個人的な何かを満たすためのお守りではありません。
そして、伊勢神宮のお守りは有効期限がないと言われています。
なぜかといえば伊勢神宮は呼ばれた人しか行けないという宇宙の法則が働いているため、一生に一度授かれたならとても幸運なことだからです。
伊勢神宮のお守りを一生持ち続けてもいいですし、また伊勢神宮に行く機会があればお礼の心と共にお返しし新しいお守りも買うのもいいでしょう。

まとめ
伊勢神宮のパワーが強すぎると言われている理由やパワースポットなどをご紹介してきました。
- 伊勢神宮は2大神様が祀られておりパワースポットが沢山ある
- 伊勢神宮の場所は古来からパワーがある場所とされていた
- 伊勢神宮の中でも最強なパワーを感じれるスポットは8か所
- 内宮、外宮両参りをした方が御利益があるとのこと
- 伊勢神宮の最強お守りは開運鈴守である
- 開運鈴守りは内宮外宮で形が違う
- 伊勢神宮のお守りは有効期限がない
伊勢神宮にせっかく行くのであれば、パワースポットをめぐりご利益をいただきたいもの。
このサイトの情報を参考に参拝の計画をたててみてはいかがでしょうか。
ご覧いただきありがとうございまいた。