ネントレしたら子どもが笑わなくなった、みたいな情報ってネットで見たことありませんか?
息子が1歳直前でネントレした経験から、本当にネントレすると笑わなくなるのか記憶を辿って書いてみました。
ネントレしたいけど、子どもから笑顔が消えるなんて不安…というママさんの悩みが解決できる記事となっています。
>>我が家のネントレ挫折からのコンサル依頼体験談についてはこちらをどうぞ
ネントレすると笑わなくなった?
ネントレしたら子どもが笑わなくなるという情報を目にした方がいるかもしれませんが、医学的根拠はありません。
我が家も1歳前に約2週間かけてネントレしましたが、笑わなくなったとは思いませんでした。
ではなぜ、そのような情報が出てくるのか深堀りしてみました。
ネントレ中は一時的に睡眠不足になるため
ネントレ中に実際感じたのですが、朝起きた子どもの顔が少し疲れていたんですね。
トレーニング中は泣いても一人で寝付いてもらうために見守るのですが、泣く時間が長いとその分睡眠時間が削られてしまいます。
我が家はお昼寝をたっぷりさせることで、夜の睡眠不足を補っていました!
ネントレをしている親の見え方による?
ネントレ中は、親の子どもに対する罪悪感がでてきてしまうんですよね。
泣かせてしまうトレーニングだと、どうしても「申し訳ない、ごめんね」の気持ちが強くなるんです。
そういった感情が、子どもを見るときにフィルターをかけてしまって、子どもから笑顔が少なくなったと感じるのではないでしょうか。
いつものルーティンと違うので戸惑っている
特に幼児期は、毎日同じ流れが子どもを安心させるといいます。
ネントレは寝かしつけ方法を変える途中なので、いつものルーティンが崩れていることに子どもが驚いているのかもしれません。
私はネントレ中は意識して日中の声掛けを多めにしたり寝床で遊ばせたり、スキンシップを増やしたりとなるべく不安が少なくなるように対応していました。
【経験談】0歳でネントレしたら笑わなくなる?ネントレのメリット・デメリット
ネントレは、親が強い気持ちをもって取り組むことが必要です。
トレーニング中はツライかもしれませんが、ネントレ完了したときのメリットをイメージして乗り越えましょう!
実際に我が家がネントレして感じたメリット・デメリット、注意点を書いてみました。
ネントレのメリット
- 子どもは日中ご機嫌でニコニコ
- 親も睡眠の質が上がった
- セルフねんねするので寝かしつけがいらない
1歳直前でネントレ完了し、セルフねんねをマスターした息子。
夜は10~11時間眠れるようになり日中は元気満点、毎日ニッコニコの笑顔でしたよ
ネントレのいいところは、子も親も睡眠の質が上がって朝から活動的になれるところです。
ネントレ中は心折れそうになったときもありましたが、何とか踏ん張ることができました。
ネントレのデメリット
強いてあげるとすると、この2つです。
- ネントレ中の泣き声に耐える
- 添い寝できない
泣かせる時間があるネントレは、親は子どもの泣き声に耐えないといけない時間が出てきます。
ネントレを始めた以上、親がぶれないことが大事になります。
泣き声に耐えられなくて中断してしまうことが子どもにとって一番の負担になってしまうからです。
泣き声がどうしても可哀そうと思ってしまうなら、パパママの心の準備ができてからネントレを始めることをお勧めします!
ネントレ中に気を付けたこと
ネントレ中はできる限り、日中のスキンシップを充実させました。
上にも書いたように罪悪感からくるのもありましたが、毎夜トレーニングを頑張っている息子への励ましでもありました。
我が家はネントレ中に笑わなくなったとは思わなかったのは、日中しっかり向き合えたことでカバーできていた部分もあるかもしれません。
ネントレやらなきゃよかった…とならないための事前準備3つ
ネントレを始めたら、親はぶれずに続けることが必要になってきます。
子どもが泣くからと中断してしまうと、ただ眠るために泣いただけ…と可哀そうな結果になってしまいますよね。
ネントレやらなきゃよかった…と後悔しないよう事前にできること3つを紹介します。
- ネントレに適している月齢か確認しよう
- ネントレのやり方を正しく理解しよう
- 生活リズムが整っているか確認しよう
ネントレに適してる月齢か確認しよう
泣きが伴うネントレは、基本的に生後6ヶ月以上が推奨されています。
我が家も独学でネントレしたときは生後5ヶ月で、一度失敗しています。
ネントレはいくつか種類があり、低月齢向けの優しいネントレもありますが、夜泣きへの効果が薄いとされています。
無理に早く始める必要はないという方は、生後6ヶ月以降にネントレを検討してみてください。
ネントレのやり方を正しく理解しよう
ネントレをやるなら、正しいやり方で進めましょう!
本でもいいし、ネットや動画で予習を十分にすることが大切です。
間違ったネントレは成功まで遠回りですし、中断してしまう可能性が高くなります。
お子さんの性格や成長にあったネントレを選ぶのも大事ですね!
生活リズムが整っているか確認しよう
泣かせるネントレをしなくても、生活リズムを整えるだけで夜泣きが減って睡眠の質が上がることがありますよ。
まずは起床時間と就寝時間が一定になって、お子さんが夜眠くなる時間が分かるとネントレもスムーズに始められます。
私もお世話になった、こちらにネントレ準備について詳しく書かれているので参考にしてみてください。
ネントレしたら笑わなくなるかも…と不安なら!
ネントレをやってみようと思う方の中には、お子さんから笑顔が消えちゃうかもしれない…と不安な方もいると思います。
我が家がネントレ中に、実際していたポイントを紹介しますね。
起きているときの関わり方を密にする
求める分だけ抱っこしたり、ぎゅーっとハグする時間を作ると子どもは安心するし親もまた夜のネントレ頑張ろう!という気持ちになれましたよ。
ねんねのプロに相談してみる
一度独学のネントレに失敗して、二回目のネントレはコンサルタントさんにお願いしようと決めていました。
ネットで色々な情報が手に入る分、なにを信用していいか分からなくなってしまっていたからです。
信頼できるねんねのプロの方を見つけて、その方と一緒に二人三脚でネントレをするやり方が我が家に合っていました。
我が家がお世話になった、ねんねのコンサルタントの方のHPです!
ネントレってかわいそう?
ネントレをしてることが、子どもにとって可哀そうという情報を見たことがあります。
それはネントレ=泣かせてもずっと放置みたいな、間違ったイメージが存在してるからだと思います。
実際ネントレをした身として、可哀想という意見について考えてみました。
ネントレでかわいそう=泣かせるというイメージが強い
泣かせるネントレ方法が一般的なイメージとして強いですよね。
息子もその方法でしたが、2週間ずっと泣いていたわけではなく、泣きが強かったのは最初の3日間。
日を重ねるごとに、泣く時間も短くなってトレーニング終盤では、私のことを振り向きもせず寝るようになりました。
ネントレが成功すると、夜泣きがなくなり眠りの質があがります。
最初の数日頑張れば、子どもに質のいい睡眠時間をプレゼントすることができるんです。
毎日の夜泣きで、息子も私も疲れ切って日中ぐったりしていた時と比べたら、全く可哀想とは思いませんよ!
ネントレして後悔したとき
当時泣き続ける息子に対して抱っこするのを我慢して、数時間…。
耐えきれなくなって、中断しました。
あの時はネントレのやり方も理解できていなかったし、親の最後までやりきる気持ちがブレていました。
ネントレは正しいやり方で実践するのがベストです。
ネントレの方法をしっかり予習すること・親がブレない強い気持ちを持つことで、可哀想なネントレにはならないはずですよ!
まとめ:ネントレして笑わなくなった、とは我が家では全く感じなかった
私が言えることは『ネントレ成功したら、親子でご機嫌・毎日笑顔です!』っていうことです。
ネントレしたら笑わなくなったなんて聞いたら、ネントレしないで睡眠不足を我慢する!っていうママさんがほとんどだと思います。
正しいやり方さえ学んで実施すれば、きっと大丈夫です。
睡眠不足でヘトヘトだった私も、ネントレのおかげで元気に過ごすことができています。
この記事がきっかけで、夜泣きで疲れているママさんが一人でも楽になれますように。