VIVANTの島根ロケ地をめぐってみたいと思っても、どこが公式に公表された場所なのかは分かりにくいですよね。
島根県観光連盟の特設サイトが、松江市・出雲市・奥出雲町・安来市・雲南市の5つの市町にあるロケ地を公表しています。第1シーズンの7か所に、第2シーズンで9か所が加わりました。
この記事では、公式が公表したロケ地と、見学できる場所の料金や開いている時間を整理します。読み終えるころには、どこへ行けて、行く前に何を確かめればよいかが分かります。
VIVANTの島根ロケ地は県の観光連盟が5市町で公表している
VIVANTの島根ロケ地をまとめているのは、島根県観光連盟の特設サイトです。松江市エリア・出雲市エリア・奥出雲町エリアの3つに分けて場所を並べ、第2シーズンの分として安来市と雲南市が加わりました。
特設サイトは、島根県を主人公の乃木憂助の出身地であり物語の舞台になった土地だと説明しています。第2シーズンのロケ地には、どの回の場面かがep11やep14のように話数で添えられています。
ロケ地MAPはPDFでも配られており、島根フィルムコミッションネットワーク事務局が2026年3月に発行しました。事務局は島根県観光連盟の中にあります。
VIVANTの島根ロケ地は第1シーズンで7か所が使われた

第1シーズンのロケ地は、松江市に3か所、出雲市に1か所、奥出雲町に3か所あります。乃木憂助の実家や、その両親の結婚式の場面がここで撮られました。
- 島根県庁と国宝松江城大手前(松江市)は、野崎が県庁へ向かう場面と缶コーヒーの会話の場面
- 本庄小学校(松江市)は、京都の東舞鶴小学校として撮られた一室の場面
- 旧大谷小学校(松江市)は、児童養護施設の丹後つばさ園として撮られた木造校舎の場面
- 出雲大社(出雲市)は、憂助の両親が神楽殿で結婚式を挙げる場面
- 櫻井家住宅(奥出雲町)は、乃木の実家として撮られた場面
- 大原新田付近(奥出雲町)は、棚田沿いをパトカーが走る場面と田植えの場面
- 鬼の舌震(奥出雲町)は、憂助の父の卓が川辺で勉強する回想の場面
気をつけたいのが最後の1か所です。鬼の舌震の回想シーンは特別な許可を得て撮影したと、島根県観光連盟の特設サイトが注記しています。訪ねても、同じように川辺へ下りられるとはかぎりません。
VIVANTの島根ロケ地は第2シーズンで9か所が加わった

第2シーズンで加わったロケ地は9件です。安来市と雲南市が新しく入り、どの回の場面かが話数つきで示されています。
- 安来市総合文化ホール アルテピア(安来市)は、病院で起きた大爆発の場面(ep11)
- 安来第一病院(安来市)は、工作員が院内で毒物を混入した病院の場面(ep11)
- 一畑薬師(出雲市)は、丸菱商事の社長や専務たちが会食する料亭の場面(ep11)
- ホテル一畑(松江市)は、工作員が車で逃げていったホテルの場面(ep11)
- 出雲日御碕灯台(出雲市)は、キプロスの灯台がある海岸の場面(ep12)
- 国宝松江城大手前付近(松江市)は、第1シーズンの乃木と山本の回想の場面(ep12)
- 境水道大橋(松江市)は、バンコクの橋をパトカーが連なって走る場面(ep14)
- 櫻井家住宅(奥出雲町)は、乃木のパソコンに映し出される場面(ep14)
- 田部家土蔵群(雲南市)は、東条が逃げ込んだ先として登場する場面(ep14と15)
国宝松江城大手前付近と櫻井家住宅は、第1シーズンとは別の場面で再び使われました。第1シーズンの7か所と第2シーズンの9か所には同じ場所が重なっているので、足して16か所と数えると実際より多くなります。
VIVANTの島根ロケ地は見学できる5か所で料金も時間も違う

見学できるのは、櫻井家住宅・鬼の舌震・出雲日御碕灯台・一畑薬師・出雲大社の5か所です。料金は無料の場所から1,000円までと幅があり、冬のあいだ休む場所や、予約がいる場所もあります。
奥出雲町観光協会が櫻井家住宅・庭園のページに載せている写真には、池と刈り込まれた木が並ぶ庭園と、奥に建つ茅葺きの建物が写っています。共通券は、この庭園と可部屋集成舘の両方を見るための券です。
出かける前に確かめる順番は、休みの日、開いている時間、料金の3つです。5か所とも公式ページに書き方が違うので、1か所ずつ確かめます。
櫻井家住宅と可部屋集成舘は冬のあいだ休む
可部屋集成舘と櫻井家住宅・庭園は、9時00分から16時30分まで開いています。入場は16時00分までです。
奥出雲町観光協会によると、休みは月曜日(祝祭日の場合は翌日)と、12月初旬から3月初旬までです。冬のあいだは休みに入るので、放送の時期に合わせて訪ねるなら開いている日かどうかを先に確かめてください。
料金は、可部屋集成舘と櫻井家庭園の共通券が一般1,000円、高校・大学生650円、小・中学生450円です。可部屋集成舘だけなら一般700円、庭園だけなら一般400円になります。
所在地は島根県仁多郡奥出雲町上阿井1655で、JR木次線の出雲三成駅から車で20分です。松江自動車道の高野ICからは14.4kmで約20分、駐車場があります。見る時間の目安は、集成舘と庭園の両方で60分です。
鬼の舌震は料金なしで遊歩道を歩ける
鬼の舌震の料金はありません。奥出雲町観光協会によると、宇根駐車場から下高尾駐車場までは約2kmで、ゆっくり歩いて片道約1時間が目安です。
2013年に高さ45m・長さ160mの吊橋とバリアフリー遊歩道が全通し、駐車場のあいだは全道が車いすでも通れます。斐伊川の支流が削ったV字峡谷で、国の名勝・天然記念物に指定されています。
休業日はありませんが、除雪をしないため積雪期は入場を控えるよう案内されています。所在地は島根県仁多郡奥出雲町三成で、JR出雲三成駅から車で10分、駐車場は大型バスも入れます。
出雲日御碕灯台は昼のあいだ受付が止まる
出雲日御碕灯台の参観寄付金(灯台にのぼるときに納めるお金)は、中学生以上が300円です。小学生以下と、障害者手帳を持つ人およびその同行者1名はいりません。
燈光会によると、参観時間の午前は通年で9時00分から12時00分までです。午後は3月から9月の土日などが13時00分から17時00分、同じ時期の平日は16時30分まで、10月から2月は16時30分までになります。
正午から午後1時は昼時間休業で、灯台の参観受付が止まります。これは2026年3月1日から、のぼれる灯台14か所で始まった扱いです。入場は午前も午後も、終了時刻の20分前までとされています。
業務の都合で参観を休む日もあり、燈光会の公式ページにお知らせが出ます。地上から頂部まで44メートルあり、2022年2月9日に国の重要文化財に指定されました。
一畑薬師の書院は予約と10名以上がいる
一畑薬師では、本坊書院・庭園を予約がある場合に限って拝観できます。寺の都合で見られないこともあるため、問い合わせが必要です。
拝観料は大人500円・小学生300円、抹茶つきなら大人1,000円・小学生800円です。いずれも10名以上から受け付け、20名以上は1割引になります。
つまり少人数でふらっと書院だけを見るという回り方はできません。一畑薬師の公式サイトには、宍道湖や中国山地を借景(遠くの景色を庭の一部として取り込む造り)にした書院庭園という説明があります。本坊は、文化財の襖絵がある書院造(床の間や襖を備えた和室の造り)の建物です。
料亭の場面が寺のどの建物で撮られたかは、公式の案内がありません。寺務所の受付は8時30分から17時00分までで、時間外もお参りはできますが職員の対応はありません。所在地は島根県出雲市小境町803番地です。
出雲大社はご祈祷の受付時間が決まっている
出雲大社神楽殿は、憂助の両親が親族に囲まれて結婚式を挙げる場面が撮られた場所です。所在地は島根県出雲市大社町杵築東195です。
出雲大社のよくあるご質問によると、ご祈祷は午前9時から午後4時まで連日行われ、受付は午前8時30分からです。ご祈祷の予約は受け付けていないと案内されています。
VIVANTの島根ロケ地には見学向きでない場所も混ざる
公表されたロケ地には、学校・病院・ホテル・道路が混ざっています。特設サイトは場面の説明を載せているだけで、見学できるとは案内していません。
分かりやすいのが安来第一病院です。社会医療法人昌林会が運営する安来市の病院です。
外来の診療受付は月曜から金曜が8時30分から12時30分までと13時30分から17時30分まで、土曜が8時30分から12時30分までです。ただし受付の締め切りはそれより早く、午前は12時00分まで、午後は17時00分までとされています。診療科によって受付時間が違うとも案内されています。
次の場所も同じです。
- 本庄小学校(松江市)
- 旧大谷小学校(松江市)
- ホテル一畑(松江市)
- 境水道大橋(松江市)
- 安来市総合文化ホール アルテピア(安来市)
- 大原新田付近(奥出雲町)
- 田部家土蔵群(雲南市)
見学できるという公式の案内は、どれにもありません。
建物の中まで見に行く先としては数えず、公式の案内がある場所から順に回るほうが落ち着いて楽しめます。田部家土蔵群は雲南市吉田町吉田の町なかに20棟が並び、松江道の雲南吉田ICから車で5分です。
VIVANTの島根ロケ地は奥出雲町の3か所が近くに集まる

奥出雲町にあるロケ地は、櫻井家住宅・大原新田付近・鬼の舌震の3か所です。乃木家にまつわる場面がまとまって撮られた地域にあたります。
鬼の舌震はJR出雲三成駅から車で10分、櫻井家住宅は同じ駅から車で20分の距離です。大原新田付近は奥出雲町大馬木大原にあり、棚田沿いをパトカーが走る場面と田植えの場面が撮られました。
3か所とも奥出雲町にあるので、出雲三成駅を起点にすると移動の時間を短くできます。ちょっと惜しいのは冬で、可部屋集成舘は12月初旬から3月初旬まで休み、鬼の舌震は積雪期の入場を控えるよう案内されています。
まとめ:VIVANTの島根ロケ地は見学の条件を確かめてから出かける

VIVANTの島根ロケ地は、島根県観光連盟が第1シーズンの7か所と第2シーズンの9か所を公表しています。そのうち見学できるのは5か所で、料金も開いている時間もそろっていません。
歩いて見られる場所と、今も人が使っている施設が同じ一覧に混ざっているところが、行き先を決めるときの分かれ目になります。名前が載っているかどうかではなく、見学の案内があるかどうかで選ぶと、行ってから中に入れない事態を避けやすくなります。
- 公式の特設サイトで、行きたいエリアのロケ地を確かめる
- その場所の料金と開いている時間を、施設ごとの公式ページで読む
- 冬に行くなら、休みの期間と積雪の案内を先に読む
- 移動の順番を、市町村ごとにまとめて決める
出かける前に、島根県観光連盟の特設サイトと各施設の公式ページで、休みの日と受付の時間を確かめてください。



