VIVANTのアリって、結局どっちの側の人なの?第1シーズンで乃木に捕まっていた男が、第2シーズンではノコルのそばにいて、少し混乱しますよね。
結論から言うと、アリはテロ組織テントの元幹部で、GFL社の社長です。演じているのは山中崇さん。第2シーズンでも乃木に再び捕まりますが、第19話を前にした10月のインタビューの時点では、再びテントとつながり、ノコルからバルカ共和国の留守を託されています。
この記事では、乃木に捕まった第1シーズンから、ノコルを支える守り役になった第2シーズンまでを順番にたどっていきます。読み終えるころには、アリが出てくる場面がもっと楽しく見られます。
VIVANTのアリは何者?テントの元幹部で演じるのは山中崇

アリは、テロ組織テントの幹部で、GFL社の社長です。番組公式サイトの紹介画像にも、上を見上げる姿とともに、この2つの肩書きが並んでいます。演じているのは山中崇さんです。
アリが最初に関わるのは第1話の誤送金事件で、その送金先がアリのGFL社でした。そして第4話のころには、テロ組織の幹部だったことが分かります。
第1シーズンでは乃木から過酷な尋問を受け、第2シーズンでも再び乃木に捕まりました。なかなかの受難続きです。
それでも、話はそこで終わりません。第19話を前にした時点のアリは、再びテントとつながり、ノコルからバルカ共和国の留守を託されるまでになっています。
第2シーズンの登場人物の一覧にも、アリの紹介が載っています。

アリは第1シーズンで何をした?乃木に捕まりテントの秘密を明かす

第1シーズンのアリは、乃木に捕まり、テントのリーダーが日本人だと白状した人物です。乃木は、テントの実態を知る超重要人物としてアリに目をつけ、野崎たち公安よりも早く見つけ出すと告げていました。
第5話のころ、乃木はアリを拘束し、テントのリーダーが日本人であることを白状させます。過酷な尋問でした。
ただ、乃木はアリを追い詰めるだけでは終わりません。テントの情報を聞き出したあと、アリと家族をテントの追っ手から逃がす算段をつけました。その礼にアリが乃木へ渡したのが、数字の羅列が書かれたメモです。
敵の幹部なのに、最後は乃木に助けられた側でもあったわけです。
この場面は、第2シーズンの第12話でもう一度よみがえります。乃木の別人格・Fが、アリを再び尋問するのです。
縄を巻かれたひげの男性とスーツ姿の男性が、顔を近づけて向き合う。第12話の場面写真の一枚です。
テントの協力者の呼び名が気になったら、VIVANTのモニターの意味と正体の記事もあわせてどうぞ。
アリは第2シーズンでどうなった?キプロスで再び乃木に捕まる

第2シーズンのアリは、キプロスで再び乃木に捕まります。第1シーズンで乃木の計らいにより、ベネズエラへ逃れたはずの人物でした。
第11話で、乃木とドラムが現地で訪ねた先にいたのが、かつてテントの幹部だったアリです。そして第12話で、乃木はキプロスに渡ってアリを捕えます。
なぜキプロスに?と思いますよね。ノコルの話では、アリはノゴーン・ベキに許され、家族とベネズエラから移住していたのです。
第12話の尋問で、アリはいくつもの事実を明かします。
- 新庄をテントに引き入れたのは、アリだった
- テントのモニターには3段階のランクがある
- 新庄はベキの存在まで知らされていた最上位だった
- 乃木の中にもう一人の人格・Fがいることまで見抜いていた
アリは乃木に「本当の乃木さんはどちらですか」と問いかけます。ジャミーンが日本にいると知ると「日本にいるなら安心です」と安堵しますが、乃木の一言で表情がふっと曇りました。第12話の場面写真でも、胴に白い縄を巻かれたひげの男性が上を見上げています。
続く第13話では、アリへの尋問から新庄の居場所が判明します。新庄がどんな人物だったかは、VIVANTの新庄の正体の記事で回ごとに追っています。
この尋問の場面で、堺雅人さんと山中崇さんは7分を超える長回しに挑みました。飯田和孝プロデューサーも、第12話で真っ先に浮かぶのは乃木(F)とアリの拷問シーンだと話しています。
撮影の裏側を追う「VIVANT-Adventure Log-」には、本編でカットされた場面まで収められています。再び家族を巻き込まれた怒りをアリが乃木にぶつけ、乃木が思わず土下座するアドリブです。
第12話のあらすじは、番組公式サイトで読み返せます。

アリは敵?味方?ノコルを支えるバルカの守り役

第19話を前にした時点のアリは、ノコルを支える側にいます。再びテントとつながり、ノコルからバルカ共和国で留守を託されるまでになりました。
演じる山中崇さんは、第2シーズンのアリを、組織の中では会計係のような立ち位置だと捉えています。前に出るというより、後ろからみんなを支える守り役だそうです。第12話の場面写真では、黒っぽいシャツのひげの男性が、スーツ姿の男性の肩に手を置いて向き合っています。
ノコルとの縁も深いものです。山中さんによると、ノコルはベキの養子で、アリは幼い頃からその成長を見守ってきました。
アリ自身には、テントを一度「裏切った」という思いがずっとあったそうです。そんなアリが、ノコルから誤解していたことを謝られ、「頼りにさせてもらう」と言われたのはうれしかっただろう、とも。ノコルに受け入れられて、失っていたアイデンティティを取り戻せたような感覚もあったのでは、と語っています。
第19話を前にしたインタビューで、アリがバルカの留守を預かることになると聞かれた山中さんは、「お留守番します」と答えています。そのうえで、どうなるか分からない、そこは油断できないとも話しています。アリが見守ってきたノコルについては、VIVANTのノコルの正体の記事で回ごとに追っています。
アリ役の山中崇が初挑戦したタイ語は「五声」で大苦戦
アリは、タイ語、モンゴル語、日本語など、いくつもの言葉を話す人物です。演じる山中崇さんにとって、タイ語のセリフは初めてでした。
レッスンの初日、監修の先生から言われたのは「何を言っているか全然分からない」。さらにタイ語は五声(ごせい)あると聞いて、本当に難しかったと振り返っています。
一方で、共演した堺雅人さんについては「超パーフェクト!」みたいな感じだと話しています。あの尋問の長回しを思い出すと、うなずけます。
劇中でどんな言葉が飛び交っているかは、VIVANTで話されている言葉の記事にまとめています。
まとめ:アリを知ると第12話の尋問がもっと面白くなる
アリは、テントの元幹部でGFL社の社長です。第1シーズンでも第2シーズンでも乃木に捕まり、第19話を前にした時点では、ノコルの側でバルカの留守を任されています。
敵か味方かで迷ったら、2度の尋問をくぐり抜けてノコルを支える側に戻った人物と覚えておくと、場面の意味がすっと入ってきます。
- 第1シーズンで、乃木がアリと家族を逃がす流れを見返す
- 第12話で、Fとアリの長回しの尋問を見る
- 第13話で、アリへの尋問から新庄の居場所が分かる流れを確かめる
番組公式サイトの登場人物のページでは、TBS FREEで第2シーズンを最新話まで全話配信中と案内しています。都合により視聴できない場合もある、とも添えています。見返す前に、登場人物のページでアリの紹介を確かめておくと、人物の関係がつかみやすくなります。



