VIVANTを見終えたあと、あの曲をもう一度聴きたいのに、主題歌の名前がなかなか見つからなくて困りますよね。
結論から言うと、VIVANTの本編には歌の主題歌がありません。主題歌があるのは、U-NEXTで配信されたサイドストーリーの2作で、羊文学の「Keep Walking」となとりの「pupa」です。本編を彩っているのは千住明さんの音楽です。
この記事では、本編の音楽とサイドストーリーの2曲、そして家で聴ける盤を順番に見ていきます。読み終えるころには、どの曲を探していたのか見当がつきやすくなります。
VIVANTの主題歌は本編には無い!流れるのは千住明の音楽
VIVANTの本編には、歌の主題歌はありません。サイドストーリーの主題歌を書いた羊文学も、TBSの発表に寄せたコメントで「本編には主題歌がない」と話しています。第2シーズンの番組公式サイトのスタッフ欄を見ても、主題歌の欄は載っていません。
では、ドラマの山場で流れるあの曲は何かというと、千住明さんの音楽です。第1シーズンのスタッフ欄で音楽として名前が挙がり、第2シーズンでも引き続き音楽の総監督を務めています。
メインテーマは、サウンドトラックの1曲目に入っている「VIVANT <Main theme>」です。2023年8月16日には、このメインテーマがiTunes・Apple Musicで先に配信されました。
VIVANTの音楽の顔は、歌ではなく千住明さんのメインテーマだと覚えておくと探しやすくなります。
VIVANTのドラム編の主題歌は羊文学の「Keep Walking」
U-NEXTのサイドストーリー「ドラム―VIVANT THE ORIGIN STORY―」の主題歌は、羊文学が書き下ろした「Keep Walking」です。最終話のEpisode.4が7月22日の夜9時に配信されたとき、その中でサプライズで初めて流れました。
ドラム編は、ドラムに焦点をあてた完全オリジナルの物語です。羊文学は塩塚モエカさん(ボーカル・ギター)と河西ゆりかさん(ベース)のバンドで、曲の配信日は7月29日と発表されています。
羊文学はコメントで、この曲には都会に生きる私たちのための、現代のゴスペルのようなイメージもあると話しています。「ドラムの過去と、これから始まる新しい物語の橋渡しになるような主題歌となれば嬉しい」という言葉からも、ドラムの過去とこれからの物語をつなぐ曲として作られたことが伝わってきます。
もともと本編に主題歌が無いだけに、なぜ羊文学に頼んだのかも気になるところです。飯田和孝プロデューサーは、サイドストーリーでも視聴者の期待に応えたいと考えて、サイドストーリーに主題歌をつけることを思いついたそうです。
「VIVANTといえば羊、羊といえば羊文学さん」という、ちょっと強引な理屈で声をかけたとも明かしています。思わず笑ってしまう選び方ですね。ドラムの人物像は、VIVANTのドラムの声と過去のまとめで詳しく読めます。
ドラム編は、U-NEXTの特設ページで独占見放題配信中と案内されています。

VIVANTのチンギス編の主題歌は、なとりの「pupa」

第2弾のサイドストーリー「チンギス―VIVANT THE ORIGIN STORY―」の主題歌は、なとりが書き下ろした「pupa」です。最終話のEpisode4が9月30日の夜9時に配信され、その中でどこよりも早く聴けました。なとりがTBS制作のドラマを担当するのは、この作品が初めてです。
チンギス編は、ノゴーン・ベキとの出会いや警察官を目指した理由など、チンギスの過去に迫る全4話の物語です。なとりはコメントで、「pupa」は小さな蛹のような幼いころのチンギスたちが、大きな存在に抗う美しさをテーマにした曲だと話しています。
「pupa」の配信を知らせるなとりの公式サイトのお知らせには、白黒の波打つ線の中に、背中から黒い翼のようなものを広げた人物の後ろ姿を描いた絵が載っています。蛹のような幼いチンギスたちがもがく姿を描いた曲の世界とも重なって見えます。
飯田プロデューサーは、なとりのデモを初めて聴いたとき、「絶望の中でもがく愛」がこのドラマに宿っていると気づいたそうです。
「pupa」のおかげで温かいドラマに変わったとも話しています。曲がドラマの印象まで温かく変えた、という見方は面白いところです。チンギスの人物像は、チンギスの生い立ちとバルカ警察での活躍にまとめています。
「pupa」の配信日は10月1日と発表されています。

VIVANT第2シーズンで加わった新テーマにはアゼルバイジャンの歌声
第2シーズンでは、千住明さんの手がけるメインテーマに、歌声の入った新しいテーマが加わりました。曲名は「Qarabağ Şikəstəsi(カラバフ・シケステシ) in VIVANT」です。歌っているのは、アゼルバイジャンの伝統音楽ムガームの国民的歌手アリム・ガシモフさんと、娘のファルガナ・ガシモヴァさんです。
ムガームは、歌と伝統的な打楽器や弦楽器の演奏で成り立つ、アゼルバイジャン生まれの古典音楽です。TBSの発表によると、きっかけは制作陣がアゼルバイジャンでのロケ撮影の間にムガームを耳にし、その表現力に深くほれ込んだことでした。
もとになった曲は、カラバフという土地への郷愁や痛み、悲しみ、深い愛着を歌い上げたムガームです。2人がこの作品のために特別に録り直した歌声が使われています。
第2シーズンの後半の流れは、VIVANT第19話のあらすじと見どころから追えます。
VIVANTの曲を家で聴くなら?サントラのCDと12月発売のLP
VIVANTの音楽を手元で聴くなら、この記事で紹介する盤は2つです。CDのほうには歌の主題歌が入っていない点だけ、先に押さえておきましょう。
1つ目は、2023年9月6日に発売されたオリジナル・サウンドトラックのCDです。音楽は千住明さんで、1曲目に「VIVANT <Main theme>」が入っています。ネオウィング 楽天市場店の販売ページには「主題歌は収録されません」と注記があります。
2つ目は、12月2日に発売予定のLP「”VIVANT” THE VINYL」です。発売元はAnchor Recordsで、全10曲が入り、第2シーズンの新テーマ「Qarabağ Şikəstəsi in VIVANT」も収録されます。Joshin web CD/DVD楽天市場店の販売ページでは、数量限定のため1人1枚(組)限りとされています。
まとめ:VIVANTの主題歌はサイドストーリーに2曲、本編は千住明の音楽
VIVANTの本編に歌の主題歌は無く、主題歌はサイドストーリーのドラム編の羊文学「Keep Walking」と、チンギス編のなとり「pupa」の2曲です。本編の音楽は千住明さんが手がけ、第2シーズンでは歌声の入った新しいテーマも加わりました。
探していた曲が歌か演奏かで、たどり着く先が変わります。
- 歌の入った曲を探しているなら、まずサイドストーリーの2曲を聴く
- 本編のメロディーなら、サウンドトラックのメインテーマを聴く
- 第2シーズンの新テーマは、12月2日発売予定のLPを待つ
最終回の放送の前に、番組公式サイトで第2シーズンのお知らせを見ておくと、音楽の新しい発表にも気づきやすくなります。



