VIVANTのチンギス、第2シーズンで久しぶりに姿を見せて「結局どんな人だったっけ?」と気になりますよね。
結論から言うと、チンギスはバルカ警察の警察官で、ドラムいわくその中で一番優秀です。第1シーズンでは乃木たちを追い詰め、のちに野崎のよき協力者になりました。じつはベキが作った孤児院で育った過去も持っています。
この記事では、チンギスの素性と乃木や野崎との関係、第2シーズンでの役割を順番に見ていきます。読み終えるころには、第15話で再び現れたチンギスがどんな人物かがすっきりつながります。第1シーズンと第2シーズン第16話までの内容に触れるので、未視聴の回がある人は気をつけてください。
チンギスの正体は?ドラムいわくバルカ警察で一番優秀な警察官

チンギスは、バルカ共和国の警察官です。ドラムいわく、バルカ警察の中で一番優秀な警察官だといいます。番組公式サイトの第1シーズンの登場人物でも、肩書きは「バルカ警察の警察官」とだけ書かれています。
やり方は強引ですが、警察官として自分の正義をまっとうしようとしているだけなのかもしれない、とも書かれています。怖いけれど、筋は通っている。そんな人物です。
第2シーズンの登場人物の一覧にも、チンギスの名前があります。舞台のバルカ共和国の設定を知っておくと、チンギスの立場がつかみやすくなります。第15話の場面写真では、「BALKA POLICE」の文字の前で制服の男性が机に向かっていて、バルカ警察の重みが伝わってきます。
チンギスはなぜ乃木を追った?第1話から続いた執念

チンギスは第1話から、爆破事件の犯人と疑われた乃木たちを執拗に追いました。第2話では、地下トンネルを進む乃木たちを待ち伏せました。第3話では、砂漠を渡る乃木・野崎・薫・ドラムの情報をいち早くつかみ、バルカ警察を率いて先回りしています。
第1話で日本大使館に逃げ込んだ乃木の体に、最後までしがみついていたのもチンギスでした。演じたバルサーさんは、国境を越えてしまったこの場面で、法律に忠実なチンギスらしく、国境を大股で跨ぐしぐさを入れたそうです。
なぜそこまで追ったのか。TBSの「アフターVIVANT」第5話の回によると、理由は3つありました。
- 自分の職務を全うするため
- 爆破事件で仲間が殺害されたため
- 乃木を捕まえて、謎の組織テントを追い詰めるため
チンギスの執念は、仲間を殺されたことと警察官としての職務から来ていたわけです。躊躇なく銃を撃つ姿も、ただの乱暴さではなかったのかもしれません。第7話の場面写真には、「POLICE」のベストの男性が大勢の警察官の前で前方を指さす姿があり、現場の張りつめた空気が伝わってきます。
チンギスと野崎が手を組んだ!追う側からよき協力者へ

第5話で、チンギスは公安の野崎と手を組みました。同じ目的ができた野崎が、あえてチンギスに協力を求めたのです。日本警察とバルカ警察は合同で、誤送金先のGFL社に踏み込みますが、そこはすでにもぬけの殻でした。
番組のプロデューサーは、第1話で壮絶な戦いを繰り広げたからこそ、2人はお互いを認め合ったと話しています。追う側と追われる側だった相手と組む。この切り替わりこそ、チンギスの面白いところかもしれません。
第7話(2023年8月27日放送)のあらすじでも、チンギスと手を組んだ野崎たち公安が、乃木を徹底的にマークしていく姿が描かれています。第1シーズン後半のチンギスは、野崎のよき協力者になっていきました。
野崎の側から見た流れは、公安の野崎の正体をたどる記事でも追えます。第7話の場面写真では、スーツの男性と制服にベレー帽の男性が並んで同じ方向を見ていて、肩を並べる姿が印象に残ります。
チンギスはベキの孤児院で育った内戦孤児だった

チンギスは、ノゴーン・ベキが作った孤児院で育った内戦孤児です。ベキは組織テントのリーダーで、乃木の父でもあります。この過去は、第1シーズン第10話で明かされました。
ついこの前までテントを追っていた警察官が、テントのリーダーが作った孤児院で育っていた。
TBSの記事によると、チンギスは乃木や野崎と同じく、ベキに深い尊敬の念を抱いている人物です。追う側と追われる側が、ベキという1人の人物でつながっていたことになります。
第15話では、ベキと側近のバトラカ、ピヨの葬儀が執り行われました。場面写真には、砂漠に並ぶ3つの祭壇の前に大勢の人が集まる姿があり、ベキの存在の大きさが伝わってきます。
チンギスは第2シーズンで何をした?野崎のメモを乃木へ

第2シーズンのチンギスは、野崎から預かったメモを乃木に手渡しました。そこから野崎の潜入作戦が分かる、という重要な役割です。
第2シーズンへの出演は、第15話(2026年8月23日放送)が初めてでした。それまでにも第11話で、乃木と野崎がチンギスとの最悪な出会いを回想する場面には登場していました。その第11話で、野崎は乃木にこう伝えていました。
苦渋に直面したら、チンギスに相談すると良い。いい知恵を与えてくれる
第15話のあらすじでは、チンギスは「野崎が信頼を寄せるバルカ警察」の人物です。
第15話では、少し離れた丘で祈りを捧げていたチンギスが、野崎から預かったメモを乃木に手渡します。野崎はチンギスに、何が正義で何が悪か永久に答えが出ない「Π(パイ)のような世界」に身を置いている、とも語っていました。野崎は、チンギスを「世界最高の警察官」と認めていました。
そして第16話(2026年8月30日放送)で、野崎がチンギスに残した「π」の言葉がつながります。乃木は第16話でも、野崎の行方を追ってチンギスに接触し、話を聞いています。
第15話の場面写真では、スーツの男性が向かいの男性へ小さな紙を手渡していて、物語が動き出す瞬間を感じさせます。

チンギスを演じるのは誰?モンゴルの俳優バルサーさん
チンギスを演じるのは、モンゴルの俳優バルサラハガバ・バトボルドさんです。番組公式サイトでは「Barslkhagva Batbold」と表記されていて、周りからは“バルサーさん”と呼ばれています。
TBSのインタビューによると、バルサーさんは2022年10月にVIVANTのオーディションを受けました。当初、監督から「長い髪はそのままで演じてください」と言われたそうです。
長い髪について、監督は「チンギスは他の警官とは違う特別な存在だから問題ないし、長髪の方が恐ろしさが出る」と言ったそうです。あの迫力のある見た目には、こんな理由があったんですね。
第2シーズンについて、バルサーさんは「今回は自分の意思で動くようになっています」と話しています。プロデューサーも、3年前にモンゴルのオーディションで選んで以来、本当に日本を愛してくれていると明かしていました。
気になるのはこの先です。プロデューサーは、チンギスの活躍は今後、かなりインパクトのある形で訪れると予告しています。
第1シーズンのころ、バルサーさんが「チンギスもこれだけでは終わりません」と話していたのを思い出すと、楽しみになります。ただ、第17話以降の公式のあらすじに、チンギスの登場はまだ書かれていません。
チンギスの過去はU-NEXTのサイドストーリーで見られる
チンギスの少年時代は、U-NEXTで独占配信されている「チンギス―VIVANT THE ORIGIN STORY―」で見られます。ベキとの出会いや警察官を目指した理由など、チンギスの過去に迫る全4話の完全オリジナルストーリーです。
配信は9月20日に始まり、最終話のEpisode4は9月30日に配信されました。U-NEXTの特設ページでは、全話配信中と案内されています。ドラム―VIVANT THE ORIGIN STORY―に続く作品です。
- 第1話「運命の出会い」:幼いチンギスが、高熱の妹を病院へ運ぶ途中で意識を失う
- 第3話「ノゴーン・ベキ」:施設の創設者ベキが現れるが、大人を信じられないチンギスはベキにも疑念を持つ
- 少年期のチンギスを大矢奈央貴さん、若きベキを林遣都さん、若きバトラカを今井柊斗さんが演じる
プロデューサーは、幼き日のチンギスを「ただ妹を守りたい一心で動き」、自分の弱さに苛立っている少年だと話しています。主題歌は、なとりさんがこの作品のために書き下ろした「pupa」。小さな蛹のような幼いチンギスたちが、大きな存在に抗う美しさをテーマにした曲です。
チンギス編には第2シーズン後半とも密接につながるエピソードが含まれていると、プロデューサーは話しています。本編の続きを見る前に追いついておくと、見え方が変わりそうです。
まとめ:チンギスは野崎の協力者でベキの孤児院で育った警察官
チンギスは、バルカ警察の警察官です。第1シーズンでは乃木を追い、のちに野崎と共闘しました。ベキが作った孤児院で育ち、第2シーズンでは野崎のメッセージを乃木に届ける大事な役を担っています。
敵か味方かで見るより、ベキを深く尊敬する1人として見ると、チンギスの動きがすっきり追えます。
- 第1話と第5話を見返して、乃木を追う場面と野崎と組む場面を確かめる
- 第15話・第16話で、メモと「π」の言葉の流れを見る
- U-NEXTのチンギス編で、少年時代とベキとの出会いを見る
次の放送のあとは、番組公式サイトのあらすじでチンギスの名前が出てくるか確かめてみてください。



