VIVANTというタイトル、よく耳にするのに、意味はと聞かれると少し困りますよね。英語の辞書を引いても出てこない、ちょっと不思議な言葉です。
結論から言うと、VIVANTはフランス語で「生きている」という意味の言葉です。そしてドラマの中では、自衛隊の陰の諜報部隊「別班」を指す隠語として使われています。
この記事では、単語としての意味と、物語の中で別班に結びつくまでの謎解きを順番に見ていきます。読み終えるころには、日曜の夜にタイトルを見る目が少し変わっているはずです。
VIVANTの意味はフランス語の「生きている」!読み方はヴィヴァン

VIVANTは、フランス語の形容詞です。国立国会図書館のレファレンス協同データベースにある図書館の回答は、仏和辞典の意味を挙げています。「生きている、命のある」「生き生きした、活発な、活気のある、溌剌とした」などです。
英語の単語ではないので、英和辞典を引いても見つかりません。実際、その回答のもとになった質問も、英和辞典に載っていなかったところから始まっていました。辞書で迷子になった人がいたと思うと、少しほっとしますね。
読み方は「ヴィヴァン」です。黒い背景に赤い大きな文字で「VIVANT」と描かれた番組のロゴは、「生きている」という意味の言葉だと知ってから見ると、どこか力強く感じられます。
VIVANTはドラマの中では「別班」を指す隠語だった
ドラマの中のVIVANTは、自衛隊の陰の諜報部隊「別班」を指す隠語です。ここから先は、2023年夏に放送された第1シーズンの内容に少し触れます。
TBSの公式サイトの連載「アフターVIVANT」によると、「ヴィヴァン」は第1話で謎が残った言葉で、その意味が明らかになったのは第2話でした。
別班は、公には公表されていない自衛隊の陰の諜報部隊です。民間人に紛れて、国内外で諜報活動をしているスパイとして描かれています。番組公式サイトのあらすじでも、乃木の本当の顔はこの別班の諜報員だと明かされています。
なぜVIVANTが別班になる?野崎がバルカの発音から解いた謎

VIVANTが別班になるのは、日本語のローマ字をバルカの発音で言った言葉だと読み解けるからです。謎を解いたのは、公安の野崎でした。
手がかりから答えまでの流れは、次のとおりです。
- 大使館職員のナジュムが「ヴィカァン」と口にする
- それが大使館の別館(BEKKAN)のことだと分かる
- 野崎が「ヴィヴァン」も同じ読み方ではと考える
- 「ヴィヴァン」をローマ字に戻すとBEBBANになる
- BBをPPに直すとBEPPAN、つまり別班になる
別館と別班、言われてみればたった1文字の違いです。それでも、この謎解きに気づくまでに1話分かかったと思うと、なかなか手ごわい言葉ですね。
番組公式サイトの人物紹介を見ると、野崎の所属は警視庁公安部・外事第4課です。言葉の小さなずれから正体に迫る役どころが、よく似合います。
VIVANTと一緒に出てくるテントとモニターってなに?
テントは、別班の諜報員である乃木が追っていた国際的なテロ組織です。犯行のあとに声明を一切出さず、残すのはマークだけという組織として描かれています。
モニターは、過激派組織に影響されて、遠く離れた自国で組織のために動く人のことです。別名で「スリーパー」とも呼ばれます。
VIVANT、別班、テント、モニター。この4つの言葉を押さえておくと、物語の地図がぐっと見やすくなります。
VIVANTのタイトルの由来に公式の解説はある?
VIVANTというタイトルに何を込めたのか、公式の解説は、図書館の回答の時点では出ていませんでした。国立国会図書館のレファレンス協同データベースにある図書館の回答は、2023年10月の作成時から2025年1月の更新時までの調べで、ホームページでも書籍でも公式の解説は出ていないとしています。
ドラマの中で別班の隠語だと説明されていることは、同じ回答も認めています。一方で、フランス語の「生きている」という意味とどう重なるのかは、その時点で作り手からの説明はありませんでした。
ネットではいろいろな読み解きが語られています。答え合わせを待ちながら、自分なりの解釈を楽しむくらいがちょうどいいのかもしれません。
VIVANTの第2シーズンは10月4日から後半戦!今から追いつくには

VIVANTの第2シーズンは、10月4日の第19話から後半戦に入ります。番組公式サイトのあらすじによると、11月8日の最終話まで残り6回です。
第2シーズンは、前作のラストシーンの直後から始まる一続きの物語です。放送は毎週日曜のよる9時。第19話の告知画像も、「RE:START」の文字で後半の再開を告げています。
TBS FREEでは、第2シーズンを最新話まで配信しています。「都合により視聴できない場合がございます」とも添えられているので、見たい回は早めにのぞいておくと安心です。残りの回数の数え方は、VIVANTの第2シーズンが全何話かをまとめた記事で詳しく見られます。

まとめ:VIVANTの意味は「生きている」と「別班」の2つ

VIVANTは、フランス語では「生きている」「生き生きした」という意味の言葉です。そしてドラマの中では、自衛隊の陰の諜報部隊「別班」の隠語として使われています。
単語の意味と物語の中の意味、2つの顔を知っておくと、タイトルの見え方が変わります。7月26日に始まった第2シーズンのキービジュアルでも、砂丘を背に並ぶ人々の上に、赤い「VIVANT」の文字が大きく掲げられていました。
- 第1シーズンの第2話で、別班の謎解きを見返す
- 10月4日の第19話から、後半戦を追いかける
- 11月8日の最終話で、物語の行方を見届ける
放送の前には、番組公式サイトのあらすじのページで次の回の案内を確かめてください。



